今回は子育てをしていて感じたことを書いてみたいと思います。
「小さい子どもを連れて行っても覚えてないよ。意味ないよ。」
子を持つ親なら誰しもが一度は耳にしたことがある言葉だと思います。
「小さい頃ディズニーランドに連れて行って、とても大変だった。でも、覚えてないって
言われるんだよね。」
「もっと大きくなって覚えていられるようになってから連れて行った方がいいよ」
その言葉の言いたいことも、とても良く分かります。
せっかく喜ばせようと連れて行ったつもりが、「覚えてない」と言われると、
すべて徒労に終わった感じがするのも痛いほど分かります。
せっかく大変な思いをして行くのなら、楽しかった思い出の一つとして覚えていてほしいと
誰もが思うと思います。
それでも私はまだ小さい1歳の娘と色んな所に行きたいと思っています。
理由は一つです。
記憶には残っていなくても、蓄積されていくものがある
そう考えているからです。
そういう蓄積によって私たちは形作られていると思います。
私自身も、両親が自然が好きで、よく山に連れて行ってくれていたせいか、
山登りが好きになりました。
ただ小さい頃山で遊んだ記憶はほとんどありません。
きっと覚えていなくても体のどこかに山で感じた心地よさや匂いが
残っているんじゃないかなと思います。
小さい頃の思い出は親が記憶して、子どもはその欠片や空気感を体の中のどこかに
少し残していってくれていたらそれでいいなと思います。
親も子ども本人すらも気づかないくらい、ほんの少し残っていたら嬉しいなと思います。
そしていつか、「こんなことしたんだよ」「その時のあなたこんな風だったよ」と
親の記憶を思い出話として話したいなと考えています。
自分に関する思い出話を聞く時間って、結構幸せな時間だった記憶があるんですよね。
私だけかな。
話は変わりますが、この前保育科がある学校の発表会に行ってきました。
いつもの保育園でしているような運動遊びやお歌がたくさんあり、楽器演奏までありました。
1時間半ほどあったものの、1歳の娘は聞き覚えがある音楽だったからか、
終始楽しそうにお利口さんに楽しんでいました。
きっと大きくなった時には覚えていないでしょう。
でも、生の楽器の音や、ホールに響く歌声の気持ちよさはきっと体のどこかに
残っていくんじゃないかなと思っています。
まあ、うちの子の場合、食欲旺盛すぎて親の食事をよく分けるので、
舌の経験だけどんどん増えていきそうな気もしますが・・・



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